長くなってしまいました>< お時間のある方、読んでいただけると幸いです(=´∇`=)
えがおとどけプロジェクトにFKPさんからお声をかけていただき、夫のふじけんとくろけんとともに、被災地福島(いわき市)のボランティアに参加させていただきました。
FKPのみなさまは土曜日、渋谷発にて土日の活動でしたが、私は輪番停電により土曜出勤だったため、日曜日の明け方(4時)に集合し、福島へ向いました。
(FKP安田様、渡邊様が、高速料金免除申請をしていただいたおかげで、高速料金がかからずに参加できました)
(無料の申請を料金所へ提出する仕組みなため、場所、時間によっては料金所が渋滞することもあるようです)
8時ごろ現地に到着し、行動開始まで1時間ほどあったため近隣を散策、家があったであろう場所には瓦礫が残っているだけだったり、家は建っていても中に何もなかったり、向こう側の海が見えるような状況でした。
何件かの家に、家への感謝の言葉などが書かれていて、心を打たれました。
華やかな家を発見! 街に瓦礫がたくさんあったり、閑散としてしまうと犯罪も増えるそうで、
みんなのこころが和むように、フラワーアート作戦をしている方々がいらっしゃるとのこと。
FKPのみなさまと合流し、移動。
ふじけんくろけんコンビは瓦礫撤去、私はイベントお手伝い隊に参加させていただくことになりました。
実は、最近お仕事が忙しくて夫と打ち合わせができていない私。。状況を把握せずに参加してしまった、たわけものです(ノ∀`*)
イベントってなんだろう??車で一緒に移動しているみなさまは、どういうつながりのみなさまなんだろう??
単身、イベント隊に突撃し、ちょっとドキドキしていました。
道の駅に到着、テントが設置されていて、ダンボールに入っている支援物資をお店のように飾りつけ。
女性が多かったのでとても華やか、みんな手際よく、見に来てくれる人達の目に留まりやすいように、
わきあいあいと展示しました。
みなさまとっても優しくていろいろお話しながら作業し、すぐ仲間に入れてもらうことができました。
同じ洋服がたくさんあったり、手作りの値札がまだついたままだったり、すごくおしゃれだったりすてきな洋服がたくさんありました。(中には「う~んこれはもらっても。。」というものもあったようです)
ここで、ボランティアの方のわんちゃん登場!
ミニーのようなうるわしまつげのすっっごくかわいいわんちゃん。心が癒されました。
そして、ちょっとだけ周りを散策、コンクリートの柱が海に向かって倒れていました。
波が引く際の恐ろしさを実感しました><
男性服、日用品、子供のためのアクセサリー屋さんなど、準備万端!
お客様も並んでいるし、イザ開店!
と、思いきや津波注意報発令! 「ん?地震あった?」という感じでしたが、お店はそのままにみんなで移動しました。
「6号線までくれば大丈夫!」と6号線まで非難すると、側溝の泥をかき出している人達に遭遇。
地元のボランティアの方々で、4箇所で50人くらいで、炎天下の中、もくもくと作業していました。
(後から聞いた話、石巻の方では泥のほかに油などがまじっていて取り除きが大変だそうです)
6号線付近の家は、影響ないように見えましたが、当時、6号線くらいまでは波が来たため、
1階に水が入ってきたようです。
余震はたくさんあるけれど、津波注意報、避難指示が出ることは、そうそうないとのこと。
津波は第1波よりも第2波のほうが怖いので、中々注意報解除されません。
車で移動、「被災地でお金を使おう!お買い物行く~??どこいこうか~」とわいわい移動。
そうこうするうちにお昼になりました。
土曜日の状況より、午後は暑いので支援物資マーケットのお客様は少なくなると聞き、
午後は瓦礫撤去隊に参加することに決めました。
集合場所でお弁当待ちをしていると、地元の方からいのしし鍋とスイカの差し入れが、
いのしし!!!初めて食べるーー!!。 いのししのお肉はやわらかく、おいしかったです^^
瓦礫撤去隊出動!!!
家の所有者の許可を得て、最期、瓦と家の柱、壁だけになるように、すべてを取り除き分別する作業です。
一件、20人がかりで2時間くらいかかりました。
ボランティアのみなさん、慣れていて、誰も「何やればいい?」と聞くこともなく、自分でやれることをみつけ、
作業をしていました。
家の中のものはすべて取り除かれ、ガラスは砕いてごみへ、
とっても大きなゴミ袋にスプレーで分別のしるしをつけます。
最期は床の上のガラス入りの土砂をゴミ袋に入れて終了です。
登記、写真など重要な物以外はすべて廃棄しました。
布団、畳、家具、服、、、
2階のものは、マットをめがけ窓からえいやっ土ぼこりがぼわっ
危険な作業です。
土ぼこりがひどく、マスク、ゴーグル(サングラス)は必須。
ガラスが多く危ないので、長靴、ゴム手袋(厚いもの)も必須。(ゴム手袋は現地でお借りしました)
炎天下のため、帽子、長袖の服、日焼け止め、塩分入りの飲料や飴、直接身体を冷やすことができるグッズが必須です!
午後は1,5件を整理し、終了しました。
瓦礫撤去作業に女性も参加していました。午前中、女性が一人熱中症にかかってしまったとのこと。
この暑さじゃ、なるよね><熱中症。
実は私も熱中症になりました><
会社の上司が言っていました。熱中症は結構若い人がなるらしいよ、体力に自信があるから、
多少体調悪くても行動してしまうから、、
私が若いかどうかは別にして、活動する前にはたっぷり寝て、身体を休め、当日もお水を良く飲み、
塩分補給し、無理しないことが大切だと思いました。
支援物資のお店のほうは、タオル、タオルケットなど、いくつあっても困らない物資には
押すな押すな状態だったようです。
洋服ももらわれていき、順調とのことでした。
今回、すごく思ったのは、被害にあってしまって悲惨な状態の場所から車で数分のところには、
100円均一やコンビニなどが営業していて、普通に過ごしてそうに見える場所とほぼ全壊の場所がすごく近いということでした。
もちろん普通そうに見えるところも波が来ている場所だったりするので、大変だったと思うのですが、、
地元のおばあさんが、「自分は家に帰れないのに、近くで家に帰れてる人がいる。」と泣いているのも見ました。
私は何も声をかけてあげることができませんでした。
いろいろなボランティアの方がいました。
3月11日の被災後、すぐに車で駆けつけ、使える野菜などを集め強引に炊き出しをし、そこから活動を広げ支援し続けている方、
仲良しのお友達同士で、ボランティアに参加できる日程で募集している団体に申し込みし、
いろいろな団体に参加している方、企業さん単位で参加されている方々、いろいろな方がいました。
すごく必要なのは人手だと実感しました。
現地の方は毎日作業されているようです。若い女性も子供を預けられる時間だけ参加できると言っていました。
いろんなところから、ボランティアさんがたくさん来ます。
それでも、やることはたくさんあります。
FKPでは渋谷発でバスを何台か手配し支援活動をしているようで、「被災地で支援をしたい!!」と思っている人達が気軽に参加できる手段を提供しているということは、本当にすごくてすばらしいと思いました。
今回は、現地ではどのような作業をしているのか、どんな方がどんな形で支援活動をしているのか、
他の被災地の状況はどうなのかなどを知ることができ、
たくさんのボランティアさんと交流を持てました、FKPさんには本当に感謝!!!!!です。
(きちんと活動内容を事前に読んでいなくてごめんなさい(´ε`*)ゝ)