3月11日の献花班は、FKPの復興支援活動の原点である福島県いわき市久ノ浜海岸で開かれた「3.11久ノ浜追悼の祈りと復興花供養」のボランティアに参加してきました。
4年前に埼玉から久ノ浜に移住され、フラワーアレンジメント教室を主宰している小島悦子さんが代表となり地元のお母さん達が集まって立ち上げられた「千日虹の会」と、北いわき再生発展プロジェクトチーム共催でとりおこなわれました。
当日は、国内外のたくさんの新聞社やTV局などの報道陣が久ノ浜を訪れていて、翌日3月12日付け朝日新聞朝刊1面、産経新聞朝刊1面、ロイターのサイトのトップページなどに花供養の写真が掲載されました。
FKPの呼びかけに賛同していただき、全国からたくさんのお花を贈ってくださった皆様のご支援本当にありがとうございました。みなさんの追悼の思いはたくさんのお花にのせられて地元の人々に伝わりました。当日はみなさんのお名前をおひとりおひとりカードに書いてメッセージボードに掲載させていただきました。
前日の準備の様子。配達屋さんが花屋と間違えるぐらいたくさんのお花が集まりました。
いただいたお花でフラワーアレンジメントを作りました。
当日献花に訪れた方々にお花を渡している様子。
献花台へとつながるフラワーロード。
たくさんの人が犠牲になった海に向かって飾られたフラワーロード。
献花に訪れた人々に折り紙で作られた風車の形をしたメッセージカードにそれぞれの想いを書いてもらいました。
バグパイプとドラムによるアメイジング・グレイスが奏でられました。
たくさんのお花で飾られた献花台。
海に向かって花をたむける親子。ロイターのサイトにも掲載されてます。
お花を贈ってくださった方のお名前が書かれたカードが張られたボード。
いつも久ノ浜の支援をしてくださっているブラザー・コーンさん、大原かおりさんらと「千日虹の会」小島代表、北いわき再生発展プロジェクトチームのメンバーら。
地元の子供達によって書かれたたくさんのメッセージが掲載されていました。
地震が発生した2時46分を目前に集まる人々。
隣同士の人とを手をつないで心を一つにしました。
海にお花をたむける人たち。
(海辺のお花は式の後にボランティアメンバーによって集められました。)
全国のみなさんからのお花で飾られた献花台へとつながるフラワーロード。
海に向かって供養が行われました。
いわき市に伝わる郷土芸能じゃんがら念仏踊りが奉納されました。
当日お手伝いで参加していただいたみなさま大変お疲れさまでした。
いわき市は地震、津波、原発事故、不評被害で今なお震災による被害で苦しんでいる方々がたくさんおられます。一日でも安心した暮らしが取り戻せるように引き続きみなさまの暖かいご支援をお願いいたします!
いわき市内における被害状況
(平成23年3月17日現在、いわき市災害対策本部発表)
死者 310名
不明者 37名
住宅被害 84,551棟(全壊7,718棟、大規模半壊7,003棟、半壊23,906棟、一部損壊45,924棟)*現在も調査続行中
花を集める呼びかけはブログなどを通じて行われてました。
※今回この記事はFKPでも何度も参加いただいている大山晴美さんに執筆いただきました。ありがとうございました。